桐タンスの収納~防虫剤って必要?

桐箪笥に着物などを収納する時、防虫剤はどうすれば
良いのか聞かれることがあります。
防虫剤が必要なのか、また防虫剤が着物に
悪影響を及ぼすことはないかなど、心配されます。

今回、その疑問を呉服屋さんで尋ねてみました。
防虫剤の使用については、
含まれている成分によっては、着物の金糸に化学反応を
おこして、黒くなったり変色することもあるそうです。
ナイロンやゴムなども溶かしてしまうこともあるそうです。
そもそも虫食いとは、着物に残った汚れや皮脂を虫が
食べる時に、一緒に着物(絹)もかじってしまうことで
発生します。

そのため虫食い予防には、
汚れを十分取り除いてから収納することが
大切なんだそうです。

着物を守るためには…
汚れを十分に取り除いて虫食い予防をすることと、さらに
しっかり乾燥させることが重要と教えていただきました。
湿度が高いと、
・カビや型くずれ
・絹、金糸や銀糸の変色の原因
・害虫の活動しやすい環境をつくる
さまざまなトラブルを引き起こします。
除湿のためにも、呉服屋さんには防湿剤(シリカゲル)の使用を
勧められました。

桐タンス自体は、高い調湿機能があるため,
衣類等を守ってくれます。
しかし桐タンスも様々な条件が重なると【カビ】が
発生してしまいます。詳しくはこちら

風通しを良くして湿度を下げ、汚れを取り除き、
防湿剤等を使用して、桐箪笥や着物を大切に
していただければと思います。

 

我が家は桐タンスの修理(洗い・削り直し)を行っています。
桐たんす再生工房おおいしについては、こちらをご覧ください。