桐タンス×伊賀くみひもの房

ご依頼されていた、『伊賀くみひもの房』が出来上がりました。

まだ桐箪笥をお届けする前で、お客さまに房を
お披露目していないので、出来上がった房は、
お届け後にご紹介できればと思っています。

この写真の房は、見本で製作していただいた
伊賀くみひもの房です。

ベージュ・薄いピンク・濃いピンクの三色の糸が合わさった
組紐の飾り結びが、表情豊かに桐箪笥に寄り添います。

「既製のものは色も形も数が限られているし・・・
どうにかしたいなぁ。本気で思案中。」と以前の
ブログでもつぶやいていたのですが、再生された桐タンスに
彩りを添えるような素敵な房を取り付けたいなと思い、
地元の伊賀くみひも屋さんにご協力してもらい、
おおいしオリジナルの房を製作していただきました。

せっかくお客さまに再生してもらうのだから、一部分に、
かわいらしさや愛着をプラスして、さらに素敵な桐箪笥に
再生できればいいなと思っています。

『おおいしオリジナルの伊賀くみひもの房』は、
現在4種類をご用意しています。
詳しくは、【桐たんす×アレンジ】をご覧ください。


我が家は、桐タンスの修理(洗い・削り直し)を行っています。

桐たんす再生工房おおいしについては、こちらをご覧ください。

桐タンスの金物~メッキ直し

今日は冷え込んでいますね。
関東では11月の初雪が54年ぶりということですが、
これから来る本格的な寒さに備えをしなければと、
まずはあったかいセーターを着こんでいます。
作業場からは、金物の取り付けを行っている音がします。
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最近は、桐箪笥の修理をするお客さまの中でも、
元々の金物を気に入っていて、きれいにして再び
使いたいということで、「メッキ直し」を
希望される方が多いです。

この金物は鉄さびという色ですが、
金、銀、ブロンズ、仙徳、古美等様々な色を選べるので、
「メッキ直し」で再び金物を使い込んでいってもらえたらと
思います。

「メッキ直し」とは
メッキというと、メッキが剥がれるとかの言葉の
イメージで、私はメッキ直しと聞いて、何かを塗るという、
塗装というイメージがあったのですが…
少し違うみたいです。

メッキとは、金属または非金属の表面を
他の金属の薄膜で覆うこと。
また、そのようにしたもの。防食・装飾などの
ために行い、方法には電気鍍金・溶融鍍金・
蒸着鍍金などがある。
goo 辞書 より

「メッキ直し」は、再メッキする、メッキを施し直すという
表現で考えてもらうといいのかもしれません。
金物によってはメッキ直しが難しいものもありますが、
今の金物を活かしたいと思われていましたら、
是非ご相談ください。

我が家は、桐タンスの修理(洗い・削り直し)を行っています。
金物をメッキ直しした桐たんすの修理例はこちらをご覧ください。

桐タンスの房

桐箪笥の扉には、飾りとして房が付いていることが
多いのですが、年数を経るとこのようにほころんでしまう
ことが多いです。

経年による変色や、房を引っ張って扉を開けたり
するため、損傷してしまうのだと思います。
桐たんすをきれいに再生すると、房も仕上がった色に
合ったものをつけて再び使ってもらいたいなぁと
思っています。

既製のものは色も形も数が限られているし・・・
どうにかしたいなぁ
本気で思案中。

我が家は、桐タンスの修理(洗い・削り直し)を行っています。
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桐タンス×鉄脚~胴丸編

梅雨真っ最中ですね。
ジメジメして湿度が気になるのでし、換気扇と除湿器が
大活躍だと思います。
我が家は扇風機も使用して、風通しをよくしています。

畑には恵の雨のようで、雨が降ったあとは急に大きくなった
キュウリを見つけてびっくりしています。

最近は、桐箪笥修理の依頼で鉄脚を希望される方が多いです。
思い出深い桐たんすを、より今の生活で使えるように
鉄脚と組み合わされています。

今回は胴丸の桐タンスと鉄脚のコラボです。
鉄脚は、前面の曲線の形に合わせて、角を丸いカーブにしました。
脚の部分も円柱にし、優雅で柔らかい桐タンスの雰囲気に合うと
思います。
今回の鉄脚です。

桐たんすをのせると

今回は3つに分かれる桐たんすを上台は鉄脚にのせ、
中台と下台を合わせてお使いになりたいという事で、
リメイクすることになりました。
背が高くどっしりとした桐たんすでしたが、蒔絵が施された上台を
鉄脚にのせることで、一つの素敵なインテリアとなり、中台と下台も
上品なチェストになりました。

また背が低くなりましたので、地震対策にもなると思います。
大きい桐タンスを、どう使おうかと思案されていましたが、
「ずっと大切にしたい想い出の品に生まれ変わりました。」
と言っていただき、私たちも非常に嬉しく思いました。

思いのたくさん詰まった桐タンスを、お気に入りの形にして、
愛着あるものとして長く使ってもらえたらと思います。

 

我が家は桐タンスの修理(洗い・削り直し)を行っています。
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桐タンス修理~前飾りの房が届きました

雨が降って少し肌寒いです。
湿度が高いので、今日は久しぶりにストーブをつけて
作業しています。

もうすぐ修理が終わる桐箪笥につける房が届きました。
長年ついていた房は少し変色していたので、
付け替えることにしました。

どういう房にしようか迷いましたが、
もともとついていた房が素敵だったので、
それに近い色と形で製作してもらいました。
金色や赤や紫などはよく見かけますが、
これはお洒落な色だなぁと思います。

房頭の上には、前の房と同じように、
揚巻(あげまき)結びという結び目も
つくってもらいました。
房がなくてもシンプルですが、
房を付けると雰囲気が変わりますね。

 

我が家は桐タンスの修理(洗い・削り直し)を行っています。
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桐タンスの金物について

古い桐箪笥を見ると、味があるなぁと
見入ってしまうのですが、
その桐箪笥に付いている金物も、
それぞれに味があります。
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シンプルなもの、手作りのもの…
年数を経た金物を磨いてみると、
艶やかな金色だったりして、
”これがこの色になったんだぁ!!”と
時の経過を感じさせてくれます。

古い金物を再び使うことは、丁寧に外し、
磨いて、塗装をし直すため、手間のかかる作業ですが、
大事にしたいと私たちは、考えています。

長い間、桐タンスと一緒についていた金物は、
今では作られていないものもありますし、
経年変化した金物の色に、お客さまも愛着を感じて
おられると思います。
同じものには出会えない、手作りの物などは、
大変貴重ですので、出来る限り、元々付いていた金物を
使えればと思います。
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直して使えるのであれば、直しながら使い続けるのも
良いかもしれませんが、劣化によって使えなくなり、
交換する必要がある物もあります。
扉の開閉に使う丁双は、長い間の使用による劣化が
大きいので、これから先のことも考え、新しいものに
交換しています。
丁双

桐タンスの印象が変わるアイテムの一つ、金物。
「古い金物はすぐに壊れてしまうから全て交換します」
と言われて、重厚で趣きのある元々の金物を
すぐに劣化してしまうような安価な金物に交換されてしまい、
雰囲気が変わってしまったと後悔される方もおられます。

私たちは、『元々の雰囲気を残しつつ、今の暮らしの中でも
しっかりと使えるようにしたい』、『雰囲気を一新させたい、
新しい金物に変えたい』など、様々なご希望を伺いながら、
再生・修理していきたいと考えています。

 

我が家は桐タンスの修理(洗い・削り直し)を行っています。
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桐タンスと鉄脚②

前回のブログで、桐箪笥に民芸金物を付けて、
鉄脚にのせましたが、鉄脚は見た目のインパクトもあって、
インテリアとして映えます。

移動も手軽にできて、お掃除もしやすいんですよ。 
実際に掃除機を使ってみました。
鉄脚の高さを低くしすぎなければ、お掃除ロボも使えるので、
便利だと思います。
掃除1
家具を移動させた時に、”いつの間に!!”と思うくらい、
ほこりが後ろ側や下に溜まっていることがありますよね。
これならびっくりすることもなく、いつも綺麗に保てそうです。
掃除2
ちなみにこの鉄脚の高さは15cmです。
鉄脚はそれぞれの桐タンスに合わせて製作します。
もちろん高さもお好みに設定できますので、
鉄脚を考えられている方は、是非ご相談ください。 

 

我が家は桐タンスの修理(洗い・削り直し)を行っています。
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桐タンスと鉄脚①

”The 桐箪笥”というような、 新品のように綺麗に
再生することが多いのですが、おばあちゃんやお母さんの
思い出のつまった桐箪笥を、リメイクして使いたい
という方も多くいらっしゃいます。 
愛着あるものを大切に使い続けたいですよね。

また、昔の味わいのある一点ものを自分好みにアレンジして、
心地いい家づくりをされる方もいらっしゃいます。 
大きさもそのままの大きさではなく、桐タンスは分けることも
できるので、引出しの部分だけをリメイクして等、
新たなインテリアとして楽しむことができます。

シンプルな桐たんすを民芸調に変えて直しました。
前2

後
今回、再生することになった桐箪笥はシンプルで素朴な感じも
素敵なのですが、インテリアとして存在感を出したいということで、
金物を民芸調に変え、鉄脚にのせました。 

仕上がりの色をどうしようかととても悩んでいました。
主人ははじめ、民芸金物に合わせて深めの濃い色が合うよう、
オイル仕上げにしようと考えたようですが、
桐の木目の美しさを活かすために、時代仕上げとしました。

木目を出す工程は、とても繊細で気を遣う作業なので集中しており、
主人の背中は”話しかけるなオーラ”が漂っています。
ですので、私は遠くから見守っています。 

できあがりを見て、こういうアレンジもいいなぁ。
やっぱり桐の木目は綺麗だなぁと見入ってしまいました。
新しいものを買うことは簡単ですが、古いものを直して大切に
使いたいと思うと、一つの桐タンスでも何通りの直し方があると
教えられます。

 

我が家は桐タンスの修理(洗い・削り直し)を行っています。
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