桐タンス修理例 三重県津市Sさま

お家をリフォームされたのを機に、前回の桐箪笥に続き、
二棹目は飾り棚の再生依頼をしていただきました。

(修理前の桐の飾り棚)

もみじの透かし彫りが施され、引戸や扉には、
アクセントとして黒檀が用いられています。


また、引戸に取り付けられた、きれいな彩色の戸引手は、
洒落た印象です。



塗装が剥がれたり、角が丸まり、傷や凹み、欠けなど、
使い込まれた跡が全体的に見られました。

 

(木地修理後)

(再生後)仕上がりの色:オイル仕上げ(ブラウン)

桐のやわらかな質感と良く合うオイルで仕上げています。

(納品、玄関に設置後)

お家の中にある家具は、受け継がれたものを少しずつ
手直しされながら、今も現役でお使いになられていて、
とてもあたたかみが感じられました。
使い込むほどに愛着を感じておられるようでした。

今回の飾り棚も再生後は玄関に設置されましたので、
こまごまとしたものをしまっておける収納として、
また、お家の顔としてお客様をあたたかく迎え入れてくれる
飾り棚になることと思います。

 

我が家は、桐タンスの修理(洗い・削り直し)を行っています。
その他の再生事例は、こちらをご覧ください。

桐タンス修理例 愛知県名古屋市Nさま

今回再生された桐箪笥は、お家の建て替えを機に、
お祖母さまのお嫁入り時のものを、
上台部分をテレビ台として活かしたいと、
ご依頼いただきました。

修理前の桐たんす
愛知県名古屋市Nさまの修理前の桐タンス
黄色で囲った上台部分を再生します。
長い間、右の引戸を開けて、左の引戸に重ねたままに
なっていたそうで、左右の引戸の絵の色に差がありました。

木地修理後の桐たんす
愛知県名古屋市Nさまの木地修理後の桐タンス
新たに木の脚を製作しました。


再生後:仕上がりの色:オイル仕上げ(ライトブラウン)
愛知県名古屋市Nさまの修理後の桐タンス、オイル仕上げ(ライトブラウン)
テレビ台にするため、天板も製作し取り付けています。


引戸:花唐草文様の和紙に張り替え
愛知県名古屋市Nさまの修理後の桐タンス、引戸
元々の引戸の絵は、和の印象が強いことや、
左右の色の違いもあり、新しいものに
張り替えることになりました。
和紙とオイル仕上げのあたたかな質感は良く合います。

 

「祖母が大切にしていた桐タンスでしたが、いつの間にか
奥の部屋に使われることなくしまわれていました。
今回、おしゃれなテレビ台に生まれ変わって、またこれから
長く使えるかと思うと嬉しいです。」と感想をいただきました。

今回の桐たんす再生では、木の脚が付いた見本の桐タンスの
写真をご覧になり、「このような雰囲気で」と決められました。
木の脚を付けることでナチュラルな印象になったかと思います。
長くお使いいただける桐タンスに再生することができ、
私たちも嬉しく思います。

 

我が家は、桐タンスの修理(洗い・削り直し)を行っています。
その他の再生事例は、こちらをご覧ください。

桐タンス修理例 埼玉県 Yさま

仕上がりの色:オイル仕上げ(ライトブラウン)

今回再生された桐箪笥は、「お嫁入り道具として、
母が持たせてくれた桐たんすだから、捨てることができない」
というお母さまの思いを大切にされて譲り受けられました。

修理前の桐たんす

(木地修理後)

表面を削った後、木地調整した塗装前の桐タンス。
引出しや台輪に部分的にアクが見られました。
黒っぽくなっている部分です。

仕上がりの色のライトブラウンは、木地の色の影響を
受けやすい半透明ですので、アク部分と白い部分とで
色の違いが出ます。
自然の特質ですが、気になられる方もおられるので、
いくつかの対処法をお伝えし、相談させていただきました。

Yさまは、多少の色の違いは味とお考えになられ、
この木地のままで予定通り、ライトブラウンになりました。

(再生後)

三つに分かれる桐タンスを上台+下台、中台+鉄脚にして、
ローチェストとして使われることになりました。

上台+下台(右側)は、元々のお母さまの桐タンスの
イメージを残せればということで、金物も経年変化した色を
残し、そのまま取り付けています。


中台+鉄脚(左側)は、和モダンな印象になればということで、
金物は黒で磨き、四隅に取り付ける鉄脚の高さは、
台輪と同じ75㎜で製作しました。

お祖母さまやお母さまの思いが詰まった、
子供の頃から慣れ親しんでこられた、桐箪笥だと思います。
再生によって、暮らしに合わせた自分好みのチェストと
元々の面影を残した新たな桐箪笥となっても、
見るとホッとできて、家族のつながりを感じられる、
Yさまだけのオリジナルの桐箪笥になったと思います。
お母さまにも喜んでいただけると嬉しいです。


我が家は、桐タンスの修理(洗い・削り直し)を行っています。

その他の再生事例は、こちらをご覧ください。

桐タンス修理例 愛知県Yさま

仕上がりの色:オイル仕上げ(ブラウン)

今回再生された桐箪笥は、約70年前のお祖母さまのもので、
三つ重ねの桐たんすのうち、状態の良い段だけでも残せればと
考えられ、上台と中台を再生されました。

修理前の桐たんす(上台+中台)

全体的に細かな傷や凹み、欠け、割れや隙間があり、
所々、虫食いがありましたが、本体や引出しは、
しっかりとした桐箪笥でした。

(修理後:中台)

中台は着物を収納されるようです。
高さ10cmの鉄脚に載せています。

(修理後:上台)

上台はテレビ台にされるため、天板を新たに製作しました。

上の写真は、設置の際、実際にテレビを置いて、
がたつきがないか、引戸がスムーズに開閉するかを
確認するため、テレビを載せさせていただいたところです。

写真では、分かりづらいのですが、上台も鉄脚に載せています。
引戸の絵は経年変化がみられましたが、元々のものを活かせれば
というご希望でしたので、そのまま取り付けています。

桐のあたたかな質感が感じられるオイル仕上げと
引戸の絵の風合いがよく合い、リビングに設置したのですが、
和風の引戸の違和感もなく、桐たんすも居心地が良さそうです。

以前の面影が感じられる、Yさまだけのオリジナルの
テレビ台とチェストがあたたかなお部屋に仲間入りし、
ほっとできる時間が過ごせそうだなぁと感じました。

我が家は、桐タンスの修理(洗い・削り直し)を行っています。
その他の再生事例は、こちらをご覧ください。