お客さまからのお便り 着物をきれいに収納する

ゴールデンウイーク真っ最中。
みなさんいかがお過ごしですか。

今日が最後の貴重なお天気ということで、
午前中は洗濯三昧。
とりあえず2部屋分のカーテンを洗いました。
カーテンレールに付けて乾かしているので、
洗濯物の爽やかな香りをまとった風が部屋に広がり
清々しい気分になっています。

さて、なかなかご紹介できずにいる
お客さまからのお便り。
感謝の思いを込めて、これからコツコツと
ご紹介していきたいと思います。


今回お便りをいただいたお客さまは、
納屋を整理されていた時、桐たんすに
発生していたカビを発見され、
桐箪笥にきちんと着物を収納したい!
と再生をご依頼いただきました。

納品後のお便りには、「タンスが届いて
1~2日は見慣れた色味ではなかったので、
どことなく違和感を感じましたが、
以後は部屋になじんで見え、
落ち着いた色合いに満足しました。
へこみも目立たないので
時代仕上げにしてよかったです。」
というご感想をいただきました。


今回、仕上がりの色を時代仕上げ(時代茶)で
再生されました。
これまでの見慣れた桐たんすの色味と
雰囲気の違いがあったかと思いますが、
時代仕上げの風合いが、元々の金物の風合いや
桐たんすから感じられた、あたたかみや
かわいらしい雰囲気とも良く合い、
しっくりと落ち着いた桐たんすに
再生されたと思います。




お客さまから届いた納品後の桐たんす。





桐たんすの上台の小引出し、中台のお盆、
下台の大引出しにお着物や小物などを
丁寧に仕分けされてお使いのご様子を拝見でき、
私たちも嬉しかったです。

納品後さらに、もう一棹の桐たんすも再生の
ご依頼をいただき、今度は時代仕上げの
時代赤で仕上げる予定です。

60年から80年程前のものということでしたが、
大切に使い続けられており、時代を経ても
カビやシミをきれいにして使いやすく
仕込み直しましたので、再び気持ちよくお使い
いただけると思います。
きれいになった桐たんすに収納された着物も
気持ちよさそうです。

昨年にひき続き、今年も外出を控えお家で
過ごす方が多いかと思います。
快適で居心地の良いお部屋に私たちも憧れます。
普段は何かと忙しいですが、少し立ち止まって、
本当に大事にしたいもの、愛着のあるもの、
そばにあると落ち着くものについて
ゆっくり考えてみる良い時間にしたいです。