桐タンス修理~時代仕上げ~

例年よりも寒くない11月です。
でも、ぼやぼやしていると、震えるような
底冷えがやってくるので、暖房器具を出して
こなければと少し焦り始めています。

現在行っている桐箪笥修理は、時代仕上げです。

表面をバーナーで焼いた後、すすを落とし
水拭きしているところです。
上にのせる『とのこ』の色に黒いすすが
混じらないように、水拭きするようです。

きれいな色に仕上げる為には、必須の工程です。
今回の時代仕上げは、純白の『とのこ』をのせるので、
きれいな白色に仕上がります。
純白の『とのこ』をのせると、このように仕上がります。

時代仕上げの<時代白>は、木目と『とのこ』の
コントラストが美しくて、とてもおしゃれです。

桐タンスの再生では、元々の桐タンスのような色に
直すこともできますし、お部屋の雰囲気や
使い方に合わせて、仕上がりの色を変えられるので、
お気に入りの色を楽しむのもいいかもしれませんね。

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