桐タンス修理~ハタガネで締め直す

1月には、雪の中で凍えていたビオラも、
すっかり春を満喫しています。
背中から、にょきにょきと出てきたチューリップにも
負けていられないといった表情です。

最近は、春を通り越して季節がすすみ、
夏のような暑い日が続いています。
もう少しだけでも、気持ちの良い春を
味わっていたいと思う今日この頃です。

さて本日の桐箪笥修理です。

桐箪笥の本体のゆるみを締め直しています。
糊を入れて、【端金(ハタガネ)】という道具を
使って圧着させます。
糊が乾くまで、このまま静かにしてもらいます。

このハタガネで、間口135cmまでの桐タンスを
締めることができます。大阪や京都など西日本の
桐タンスは、間口(桐タンスの横幅)が大きいものが
多く、この長いハタガネが重宝しています。