桐タンス×鉄脚~胴丸編

梅雨真っ最中ですね。
ジメジメして湿度が気になるのでし、
換気扇と除湿器が大活躍だと思います。
我が家は扇風機も使用して、風通しを
よくしています。

畑には恵の雨のようで、雨が降ったあとは
急に大きくなったキュウリを見つけて
びっくりしています。

最近は、桐箪笥修理の依頼で鉄脚を
希望される方が多いです。
思い出深い桐たんすを、より今の生活で
使えるように鉄脚と組み合わされています。

今回は胴丸の桐タンスと鉄脚のコラボです。
鉄脚は、前面の曲線の形に合わせて、
角を丸いカーブにしました。
脚の部分も円柱にし、優雅で柔らかい
桐タンスの雰囲気に合うと思います。
今回の鉄脚です。

桐たんすをのせると

今回は3つに分かれる桐たんすを上台は
鉄脚にのせ、中台と下台を合わせて
お使いになりたいという事で、リメイク
することになりました。
背が高くどっしりとした桐たんすでしたが、
蒔絵が施された上台を鉄脚にのせることで、
一つの素敵なインテリアとなり、中台と
下台も上品なチェストになりました。

また背が低くなりましたので、地震対策にも
なると思います。
大きい桐タンスを、どう使おうかと思案されて
いましたが、
「ずっと大切にしたい想い出の品に
生まれ変わりました。」と言っていただき、
私たちも非常に嬉しく思いました。

思いのたくさん詰まった桐タンスを、
お気に入りの形にして、愛着あるものとして
長く使ってもらえたらと思います。