桐タンス修理例 神奈川県Mさま

仕上がりの色:とのこ仕上げ(とのこ赤)

今回再生された桐箪笥は、100年程前のお祖母さまの
お嫁入り時のもので、お引越しで、ご実家内を整理される際、
この桐箪笥は残しておきたいとお考えになり、
再生されることになりました。

修理前の桐たんす

本体は5枚組み接ぎでしっかりと組んであり、
ゆるみの少ない状態でした。
引出しの底板や背板の割れ、細かな傷や欠け、凹みが見られ、
背板に横ずりの深い傷や犬・猫のひっかき傷がありました。

(再生前) 前面の桐材が剥がれた箇所です。

(木地修理後) 白い箇所が新しい桐材です。

(再生後)

 
とのこ赤は、明るくかわいらしい印象で、
金消し色にメッキ直しされた金物との相性も良く、
程よく揃った木目も美しく映え、本来の姿に戻りました。

納品の際、お母さまが「もう一度お嫁に行かないといけないわね」
と喜ばれ、桐タンスを譲られた時のお父さまとの思い出など、
教えていただきました。
これからも、ご家族をつなぐ思い出の品として、
長くお使いいただければと思います。

我が家は、桐タンスの修理(洗い・削り直し)を行っています。
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