そろそろ梅雨、桐タンスのカビ対策。

毎日暑い日が続いていますね。
夏を思わせるほど暑い日もありますが、
これからは梅雨が近づいてきます。
高温多湿なこの時期はカビが最も繁殖しやすく
なります。この様に桐箪笥にもカビが発生する
ことがあります。

一度桐箪笥に発生してしまったカビを
取り除くには、削り直しが必要なため、
その前にしっかり予防したいものです。

昨年もこのブログで桐たんすの『カビ対策』に
ついて書きました。本格的な梅雨入り前に
もう一度おさらいしてみます。

【カビ】を発生させないためのポイント
①風通しを良くして湿度と温度を下げる
・部屋全体を換気するために、1日に3~4回を
目安に窓を開ける。
1回につき5~10分程度を目安にすると
いいそうです。
・桐たんすと壁の間は、5㎝開けておけば
空気の通り道ができ除湿効果が高まります。

②【カビ】の栄養となる”ほこり”や”皮脂”などの
汚れを取り除くカビは部屋以外にも潜んでいます。
こちらもしっかり対処をしたいものです。

☆エアコン:しばらく使っていなかったエアコン内は、
カビが繁殖している可能性があり、そのまま使用
するとカビの胞子が部屋中にまかれることになります。
1、掃除前に必ずコンセントを抜きます。
2、エアコン上部の埃やゴミを、水で濡らして
固く絞った雑巾で拭き取ります。
3、前面のパネルを外し、パネルとフィルターの
汚れを取ります。
4、吹き出し口やルーバーの汚れを拭き取ります。
5、電源を入れて送風運転を行います。
  (豆知識press参考)

☆洗濯機:洗濯機の中もカビが生えやすい場所です。
カビが繁殖したまま洗濯すると、衣類にカビが
付くことがあります。その衣類を桐たんすに
収納すれば、桐たんす内でカビが繁殖します。
洗濯機を使用後は蓋を開けたままにし、
水気を拭き取り十分に乾燥させます。

昨年のブログはこちら。
桐たんすの『カビ対策』
大切な桐タンスにカビが発生するのも嫌な
ものですが、カビが原因で、咳や鼻水が
出ていたということもあり、健康面も心配です。
梅雨を前にカビ対策を心掛けたいものです。

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