桐タンス修理~引出しをリメイク①

現在、修理している桐箪笥の紹介です。

TV台とチェストとして使えるようにリメイクします。
桐タンスは、何段かに分けることができるので、
生活に合わせてアレンジできます。

昔の人は、こんな風にTV台になるとは
思ってもいなかったでしょうね。
シンプルで可愛らしい桐たんすがどのように変身するのか
楽しみです。

金物を外して、汚れを綺麗に洗い流しました。
この桐タンスは3つに分かれるのですが、
これはその真ん中の部分です。
まずは小物が整理しやすく、使い勝手が良くなるように、
一番上の引出しを小さい三つの引出しに作りかえます。

棚口を三つに分けて

引出しを一度ばらして

前板も3枚に切り

少しずつ削って棚口に合わせています

だんだん引出しの姿になっていってます。
引出しの側板を新たに製作するため、
2枚の桐材を接ぎ合せます。

糊を入れ、ハタガネという道具で締めているところです。
糊が乾くのを行儀よく並んで待ってますね。

今回はここまでです。
また続きをリポートしていきま~す。