桐タンス修理~時代仕上げ(時代白)
先日、鈴鹿市のお宅に桐箪笥再生の
お見積りにお伺いした際、
お見積り書の納品期日の欄に
「平成31年5月末」・・・
と記してしまいました。
言われるまで、全く気付かず・・・、
平成31年は4月30日までだったのですね。
「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と
5歳の女の子に叱られそうです。 (>_<)
さて今回は、時代仕上げの塗りの様子を
ご紹介します。
時代仕上げの時代白の塗り作業中です。
桐タンスの下台を終えて、
写真はお盆を塗っています。
時代白の砥の粉。
モダンな印象に仕上がります。
時代白を選ばれるお客さまは、なぜか、
ひと目で決められることが多いです。
下の写真は、砥の粉乾燥後の扉です。
時代白は乾燥後に、木目を出します。
乾燥後は、木目がぼやっとして、
粉っぽい状態ですが・・・、
余分な砥の粉を落としていくと、
徐々にきれいな木目が現れてきます。
砥の粉を落とし過ぎると、
きつい印象になってしまいます。
この後ロウ引きをすると、
さらに木目がでるので、
やわらかな印象に仕上がるように、
砥の粉をいい具合に残しながら、
木目を出すようにしています。